三月を迎えて
どうにか、、、こうにか、、三月を迎えられました。
応援していただいた皆さん、有難うございます。
しかし、今回は本当に参りました。
兄もとても心配してくれて、何か立場が逆転?したような。 変な気分でもあります。
家族の苦労を良く分かってくれたようで、それはとても嬉しい出来事でした。
ほっと一息、。
どうもご心配をお掛け致しました。
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ついに
兄のことや色々なことがあって、自分のことを考える間無く走ってきた附けでしょう。とうとう、私がいかれてきました。こんなはずじゃなかったのにと言うのが人生でしょうが、予想外のことばかり起こるので、私ももう、いけません。
兄は今日も病気と戦っているのですが、支えてきた私が今度は駄目になりそうです。つくづく思うのは、人生設計には余裕が大切ということです。貯めを吐き出して、兄や家族のことをやって来ましたが、もう、それも限界です。もう少し、堅実に貯めこんでおけば良かった、と反省しきりです。支える時間と貯蓄は、快復に一番必要なのでしょうが、とうとう 、私の方が仕事や環境の変化をきたし始めました。 こういう時に国や行政が力を貸してもらえるといいのですが、その手も駄目なようです(相談をしましたが、現状が手一杯のようです)。 様々な限界が一気に押し寄せて来た感があります。
お手上げ状態です。 残念ですが。
(;。;)
無念!!
なるようにしか、もう、ならない。本当に無念。
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三十年もすれば、、
今だからでしょうね。タバコも嫌われて、以前とは全く違った扱いになりましたけれど、きっと、お酒も、依存症になら無いものが出ない限り、禁酒時代が遣って来るかもしれませんね。二百万とも日本で言われている依存症の人達が、300万、400万になれば、世間も考えざるを得ないようになるでしょうね。 依存症で無い証明書が無いと買えなかったり、一日何CCとか決められたり、そうなる前に個人の自覚持ちたいですね。
自棄酒は止めよう!! 朝から呑むのは止めよう!
ま~勝手な叫びですが、家族に依存症の人が居る方はお分かりになると思います。
一度なると一生もんですから、美味しいうちに、止めるのも大人の了見。(^0^)
って思います。
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最近は色々な依存症があって、最近、薬物依存症の話を聴きましたが、これも全く同じでした。自分には全く症状の認知が出来なくなって、そういった症状のひとつひとつを別の病気やら体調の変化くらいにしか思わないのでしょう。「不認知症」これは共通しているようです。
前回のブログで自分で医者に行ってくれ!と書きましたが、やはり無理なのでしょうね。若し気付いていてもその禁断症状に流されて、ついつい、もう一杯、もう一錠、今日までは、、引き伸ばすのでしょうね。 社会とうひとつの構造社会の中で、アルコール依存症だけでも二百万人、その他の依存症、、薬物、ギャンブル、ネット、等を入れると一体何人の人が依存症なのか?
人は独りでで生きてゆくことは困難です。何がしかの繋がりの中で生きて行かねばなりません。お互いに頼って頼られて、そうやって寄り掛かり合いながら生きてゆくのでしょうから、そういった意味では全員が人生依存症なのでしょうね。 ほんの少しの強がり、「俺独りで充分だ!」「独りで生きてやる」って言うのも気概として依存度が少ない人なのでしょう。そんな人はアルコールや薬物の依存症にきっとなり辛いのでしょうね。 でも、ひと度人生の中で、裏切りや失恋やといった心のショックを薄める為に飲んだアルコールや薬物が常用になった時、依存症がパックリ口を開けて待っているのでしょうね。 自己管理とは良くいったもので、この中傷的な都合の良い言葉に含まれる意味が、また理性の強さが依存症になるかどうかの岐路なのでしょう。
また、「不認知」ということも、自分の気付かない部分、とか他人にしか見えない自分の姿と置き換えれば、みんな不認知なのでしょう。 そういった意味では、現実に禁断症状や幻聴・幻覚に怯えている依存症の方々は、私達と何ら変わることのない普通の人なのでしょう。やはり、病院に連れていったり相談に乗ったりするのは、必要なのでしょうね。以前の著述で気分を害された方も多いと思いますが、どうかお許しを。ただ、依存症の周りの人も同じ病気と闘っているといった意味で書いたつもりでしたので、悪しからず。
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こんなことって、、オケラですが、、どうしよう。
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あ~やっちまいそうです。何をって、今度は色々とありすぎました。兄が落ちついてきたら、母が緊急入院、腸閉塞でした。この一月あれやこれやで、、、、、
も~やってられない!! て叫びたいですよ。
兄への何だかんだの出費がここで響いてきたのです。母の入院費もどうにかこうにか捻出しましたが、大波が二月になって訪れましたよ。キツイのキツク無いのって異常な状態ですよ。
あ~どうしようかな?仕事のキャンセル、介護、兄のこと、、。どれひとつも落とせません。 自分のことなんかこの数年構っちゃいませんから、やるだけやって、この状態。
天を仰いで祈るのみ!! これを神頼みって言うのでしょうね。
なるようにしかならない!(半分居直り)
誰の為に生きているって? 兄と母の為であることは事実でしょうね。 最近、自分が何処かに行っちゃって、所在不明なんですよ。
それぞれに暮らしているのが面倒になって来たので、みんな纏めて面倒見ちゃおう!的な発想で動きはじめたばかりだったのに、、、。 お金って役に立つけど、怖いものですよね。 ああもう少し頑張っておけばと、後悔の日でした。(これ以上は無理だろうけど、一日が36時間になれば良いのに。)
神様助けて!!
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さて、二月。
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- 人生は本当に分からないものですね。
- 順調に行けば行くほど慎重になったり、失敗し過ぎて慎重になりすぎたり、片ややけくそのように我武者羅になったり、計算ずくでやっても上手く行かないこともあるのに、偶然に上手くいったり、上手く行ったなと思ったのに最後で駄目になったりと、本当に分からないものです。
- それでも人は何とか頑張って生きているんですね。
- 夢とか希望とか愛、、心のエッセンスがあるからでしょうか。
もう直ぐ、兄の事件から二年が経とうとしています。当事者と第三者の間のような中途半端な気分が一転して当事者の仲間入りをしたのもその時でしたから、今でも克明に思い出す、兄のヨロヨロな姿は、夢にまで出て来て意味不明な説教を私にしたりします。
空ろな目、呂律の回らない口調、千鳥足、酒臭い息。退廃を若し、パントマイムしたらこんな感じでしょうか。
断った一杯が今の彼を救っています
たった一杯飲んでしまったら元通りです
たったそれだけのことですが それが大変なのです
ただ それだけが守れれば 普通の人と同じなんです
それを見ている周りは 同じように辛いのです
そうやって何年も一緒に生きていかねばなりません
アルコールは百薬の長のうちが華です。 少しでもおかしいなと思ったら、少しだけ、ほんの2~3日断酒してみて下さい。それで幻聴や幻覚があったら、直ぐ、自分で病院の扉を叩いてください。 私達、周りにいるものは、みんな、依存症の人をどうやって病院に連れて行くか、それで本当に辛く、苦しい思いをしているのです。 もし、、自分で行ってくれたら、、あの二年前、もっとみんな苦しまなかったでしょうね。 先ずは病院と思ってしまうのは私だけでしょうか。
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新年会
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- え~昨日は、兄とのささやかな新年会を中華料理を囲んで行いました。 前菜にチャシュウの盛り合わせ、魚料理は海老のふわふわ卵とじ(名前忘れました。m(__)m) ショウロンポウに辛味のある豚の炒め物、玉子スープ、ザーサイと少ないながらもお互いな好きなものを取り、ニコニコと食卓が揃い、箸をのばしながらの会話、
- 「おい、呑んでもいいよ!」って、、、、兄が言うんですよ。
- 「エッ!」
- 「呑んでいいんだって」 更に言うんですよ。
- 「デモね。。。」 だって、それはあんまりでしょうがという感じで、もたつく私を尻目に。
- 「いいから!」
- そうかい!そこまで言うのなら、、行っちゃいますよ!!
- 「そう、、、じゃ、お姉さん、ショウコウシュ一本!!」
- と兄が、間髪入れずに、
- 「飯くれ!!大盛りで!」
訳の分からない儘、新年会はその後の二本目のショコウ酒を飲みつつ、進展したのであります。でも、何だか飲み辛かったなぁ~。幾ら良いって言われても、シンドイんですよね。 兄の気持ち考えると、、、。
ちょっと罪な私でした。 反省ですね。 でも、兄は強くなりましたよ。確実に。 半分嬉しさもありまして、会計は私がもちました。
兄に「ごっそうさん!!」といわれちょっと照れくさかったな。
何だか幸せな気分、、兄も飲みたいのだろうな?って思うと、キツイ病気ですよね。彼にしてみれば、この先も
ず~っとアルコールが一番ほしいんだろうね。
お正月を終えて
正月も無事に終えて、昨日は兄と話をしました。今年の正月は、兄のことや母の病気もありまして、質素なものでしたが、お酒無しの正月の中にもそれなりにその年の希望や夢が託されました。兄の病院の仲間は、兄の退院後、何度も病院に戻り、出たり入ったりの生活を続ける中、兄はもう八ヶ月頑張り続けたのです。それが最近自信になって来たようで、病院に戻らない確立が1%という異常なアルコール依存症の世界では脅威的なのかもしれません。ただ、一生のこととなるとまだまだ先が長い生活の中で何処まで辛抱出来るかという難題は付き纏います。 今年一年、せめて頑張ってと目先のことのようですが、そう願います。あの世界へのカムバックは勘弁です。本人も辛さを堪えられるのは、あの病院の悲惨さや乱れた生活の反省がなせる技なのですから、固い決意に期待するしかありません。
彼の今年の目標は”就職”です。高い地位にいた人ですから色々と職業を選ぶにも彼なりのハードルがあるとは思いますが、前の家族に対するあてつけや恨みはなしにして、(前の家の近所の働くとか、、これ見よがしなのは勘弁ですね。)本人が続けられる仕事を見つけて欲しいと思います。 ただ、随分視力が落ちてしまっているので、事務は無理でしょうね。 アルコールでやられた神経は回復しないそうです(因みに0.01で障害者手帳を持っています)。こんな所にも病気の怖さが潜んでいます。 ただ、こうなると周りもひたすらに応援せざるを得ないものです。 ”頑張って欲しい”という私達の希望と彼の希望が完全に一致したわけですから、もう、いくっきゃない!という感じで盛り上げていこうと思います。
今年が彼にとって、素晴らしい一年になるようにと元旦から心を込めて祈りました。
初日の出
お正月の東京は車も減って、毎年澄んだ青空なります(晴れていればね^^)。家の傍には大きな環状線が通っていますが、騒音もなく澄んだ空に昇ってくる太陽の光はとても、美しく壮大ですね。 東京にもこんな空間が出来るものなんだと今更ながらに感心致しました。今年の元旦の日の出は、下に雲があって、六時五十分前後から七時少し過ぎまでの短いものでした。 それが却って、雲を貫く光となって中々の感動ものでした。
日の出を観ながら、今年こそは平安な一年になりますようにと思わず頭を垂れるのは、矢張り自然の力のなせる技なのでしょうか。 人間の力の小ささを感ぜざるを得ません。
私の書いているブログは、アルコール依存症の家族と個人の意見ですが、何時か、悩める誰かの力になればいいと思います。本人の書いたものは多いと思いますが、周囲にいる者がこんな感情で物事を見ているんだと、依存症本人の方が感じていただければ幸いです。
激烈な表現もありますが、敢えて思ったままを表現しているのは、病人本人もそしてその周りも同じ苦しみを味わっているのだということです。 最近は、ただ、闇雲に否定的になることより前向きに病気を捉えて、周りも一緒にどうやって対応をするのかということが非常に大切なことだと思うようになりました。 完全な兄の社会復帰を目指して、気持ちを新たにこの一年を送りたいと思います。