さて、二月。 | 鬱病・アルコール依存症の兄と依存症候補?の私の勝手な日々。

さて、二月。

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 人生は本当に分からないものですね。
順調に行けば行くほど慎重になったり、失敗し過ぎて慎重になりすぎたり、片ややけくそのように我武者羅になったり、計算ずくでやっても上手く行かないこともあるのに、偶然に上手くいったり、上手く行ったなと思ったのに最後で駄目になったりと、本当に分からないものです。
 それでも人は何とか頑張って生きているんですね。
   夢とか希望とか愛、、心のエッセンスがあるからでしょうか。

 もう直ぐ、兄の事件から二年が経とうとしています。当事者と第三者の間のような中途半端な気分が一転して当事者の仲間入りをしたのもその時でしたから、今でも克明に思い出す、兄のヨロヨロな姿は、夢にまで出て来て意味不明な説教を私にしたりします。

 空ろな目、呂律の回らない口調、千鳥足、酒臭い息。退廃を若し、パントマイムしたらこんな感じでしょうか。


           断った一杯が今の彼を救っています


           たった一杯飲んでしまったら元通りです


           たったそれだけのことですが それが大変なのです

          

           ただ それだけが守れれば 普通の人と同じなんです


           それを見ている周りは 同じように辛いのです

  

           そうやって何年も一緒に生きていかねばなりません


 アルコールは百薬の長のうちが華です。 少しでもおかしいなと思ったら、少しだけ、ほんの2~3日断酒してみて下さい。それで幻聴や幻覚があったら、直ぐ、自分で病院の扉を叩いてください。 私達、周りにいるものは、みんな、依存症の人をどうやって病院に連れて行くか、それで本当に辛く、苦しい思いをしているのです。 もし、、自分で行ってくれたら、、あの二年前、もっとみんな苦しまなかったでしょうね。 先ずは病院と思ってしまうのは私だけでしょうか。

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