お正月を終えて | 鬱病・アルコール依存症の兄と依存症候補?の私の勝手な日々。

お正月を終えて


チューリップ  正月も無事に終えて、昨日は兄と話をしました。今年の正月は、兄のことや母の病気もありまして、質素なものでしたが、お酒無しの正月の中にもそれなりにその年の希望や夢が託されました。兄の病院の仲間は、兄の退院後、何度も病院に戻り、出たり入ったりの生活を続ける中、兄はもう八ヶ月頑張り続けたのです。それが最近自信になって来たようで、病院に戻らない確立が1%という異常なアルコール依存症の世界では脅威的なのかもしれません。ただ、一生のこととなるとまだまだ先が長い生活の中で何処まで辛抱出来るかという難題は付き纏います。 今年一年、せめて頑張ってと目先のことのようですが、そう願います。あの世界へのカムバックは勘弁です。本人も辛さを堪えられるのは、あの病院の悲惨さや乱れた生活の反省がなせる技なのですから、固い決意に期待するしかありません。


 彼の今年の目標は”就職”です。高い地位にいた人ですから色々と職業を選ぶにも彼なりのハードルがあるとは思いますが、前の家族に対するあてつけや恨みはなしにして、(前の家の近所の働くとか、、これ見よがしなのは勘弁ですね。)本人が続けられる仕事を見つけて欲しいと思います。 ただ、随分視力が落ちてしまっているので、事務は無理でしょうね。 アルコールでやられた神経は回復しないそうです(因みに0.01で障害者手帳を持っています)こんな所にも病気の怖さが潜んでいます。 ただ、こうなると周りもひたすらに応援せざるを得ないものです。 ”頑張って欲しいという私達の希望と彼の希望が完全に一致したわけですから、もう、いくっきゃない!という感じで盛り上げていこうと思います。 


 今年が彼にとって、素晴らしい一年になるようにと元旦から心を込めて祈りました。