依存症あれこれと、、、 | 鬱病・アルコール依存症の兄と依存症候補?の私の勝手な日々。

依存症あれこれと、、、

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ゴールデンウィークも後半、、、といって何処に行くわけでもない。ゆっくり休みます。
でもって、、、ここのところ気付いたことをかきましょう!
 最近、というよりここのところ、依存症のことを色々耳にしますが、本当に色んなタイプがあるんですね。それに様々に依存するのが人間だと分かりました。 アルコール、薬物、パチンコ、ギャンブル、買い物、SEXまで、、。
何かに熱中する余りに依存度が上がって、依存症になってしまうのですね。でも、薬物やアルコールは脳神経が物理的にやられるため、他の精神的な依存症とは矢張り違うのでしょうね。
 この半年余り、私も母を亡くして独り暮しになった為、色々な精神の不安定を経験いたしました。因みに「燃え尽き症候群」だそうです。 一心不乱に介護をした為だそうですが、始めの3ヵ月は何も手に付かない状態でした。しかし、その中で感じたことは、介護という行為の結果は、「死」であるーつまり、良く行っても悪き行っても、この結果に落ち着くしかないのです、その中で自分、後悔をどれくらい感じているかが、この燃え尽き症候群の病状の深さの違いなのでしょう。誰でも何の後悔も無い人はいないと思いますが、余りに自分がその介護の中に必死でいた為にーつまり、自分のある意味では命懸けで介護をしていたのでー病状も深かったようです。英語ではBURNーOUTといわれるように、残った私は燃えカスのようでした。そんな半年を経て、あれこれ試行錯誤をして、結果辿り着いたのが、仕事に没頭する事でした。だから、ネットからも随分離れていました。何も考えたくない、話したくない、という独特の病状はこの仕事に没頭することによって徐々に薄れて来ました。最近は、特に意識しなくても料理もまた出来るようになりましたし、ふと空いた時間も虚無感は訪れなくなりました。 そういった意味では、私の場合には「介護依存症?」ではなかったかと思いますね。男の私が3食をつくり、炊事洗濯掃除の4点セットを仕事をしながらの日々はそれこそ時には地獄のようでしたが、亡くなってみるともぬけの殻状態、そして、自分の為に作るご飯の空しさ、積極性など何処吹く風、あの頃の毎日を母と一期一会で頑張ろうと決めた日々とは打って変わった自分の姿に呆然としたものです。しかし、没頭する何かを見つけ、そこにまっしぐらに走り続けるうち自然と光が見えて来ました。時間も大切な要素ですね。

 今、若し、介護で悩んでいる方がいたら、それこそ、ただ励ますしか出来ないし、公的補助の説明位しか出来ませんが、若しも、あなたの傍でそういったキツイ思いをされている親族が折られるなら、一刻も早く、誰かが手伝いに行ってひと時でも介護から解放される心の余裕を作ってあげて下さい。その苦しんでいる人はきっといつも誰かの助けを待っているのです。老人の容態は安定していません。良い時も在れば悪い時もあるし、他人には決して弱味を見せない人もいます。ですから、出来るだけ傍にいてよく観察し、その老人の信用を得て、心からの介護を分担できるようにして下さい。 メディアでも介護苦による殺人がよく目に付きますが、そういった悲劇を起さない為に、特に身内に要介護の方がいる場合には、今すぐにたった一人の人に任せないで「あいつなら大丈夫」と思わないで、すぐ手を差し伸べてあげてください。
 これらが私が10年近い介護で学んだ、重要な、皆さんに伝えなければならないことです。 人任せ他人任せは駄目です。あなたを命懸けで育ててくれた親に最期の心からの恩返しをみんなでして下さい。決して介護をしている人を独りぼっちにしないで下さい。