久しぶりに書きます | 鬱病・アルコール依存症の兄と依存症候補?の私の勝手な日々。

久しぶりに書きます

この10月に母が他界致しました。5月頃より調子が悪くなっていたカナ?と思っていたのですが、夏を越して秋に入るととても疲れるようになって、あっという間の出来事でした。 くも膜下出血でした。2週間ほどの入院であの世に召されてしまいました。兄の事を許し、心から心配し、最後まで手を尽くしていた母の死は兄にとってもひどく辛いものだったと思います。

この正月に緊急入院した時もこの兄が一緒の時で、今回も兄がやっと料理が出来るようになって、母に夕食を作って食べている最中でした。目の前で倒れたことは兄にとっても非常にショックだったのでしょう。この11月で母の家を整理していた時も兄は部屋に入りたがりませんでした。 不思議で四六時中一緒にいる私の時には倒れたりはしないのに、何故かこの兄の時には色々起こるのです。 葬儀に参列した方々から始めて聞いたのが、この兄がいるととっても疲れると母があちこちにぼやいていたと云う事でした。 終に母までも、、、犠牲は大きいものです。たった一杯のアルコールから始まって、起こる様々な出来事は、もう、笑い事では済まなくなってしまって、犠牲者は山のようにいる訳ですから。でも、最後まで母は彼を庇い続けていました。やはり親としての母の意識の強さには、私は心よりの敬意と表します。

偶然に母が倒れた時、駆けつけた私は、チアノーゼを起こしかけている母を見て、失敗した、私がついていればと後悔をしましたが、後でよくよく考えれば、何時かきっと、違う日にでも兄が来た時に同じことが起こっていたのでしょう。そう考えれば、中途半端に私が人工呼吸、心臓マッサージを行い蘇生しても、半身不随などになって、行き続けることは母の望むことではなかったと思いますので、そうなる運命としかいえません。ただ、今後彼を庇い元気付ける人が一人減ったことは事実です。 それが本当に心配です。

 これから、彼の子供達に協力を依頼し、支え続けなければなりません。


どうか、上手く行きますように。 二度と酒に手を出さないことを祈り続けます。