三月二十四日
いよいよ彼の最初の退院の日がやって来ます。 引越しも殆ど終り、彼としてはウキウキ状態です。病院も確かに色々有るみたいで、人権の問題もあるようですが、実際、彼が生活するにあたっての社会性とか秩序の問題はかなり残されたままです。仕事もどうにかこうにか兄の所でやってみさせるといっていますので、一先ずほっとしています。 ぼーっと一日を過ごすようでは直ぐにまた、元通りという破目に陥らないとも限りません。
これから私達がしなければならないことはあまりにも多く多難な道ですが、そうやって治っていった人達もいるので、希望を捨てずに行きます。 何よりも彼自身の自立を助け、ある程度の援助は避けられないでしょうが、良く話し合って、理解してもらって、明日の為に生きて貰いたいと思います。
一日も早く、このブログで快復の報告が出来ればと心に念じ、これからの彼を見守っていく所存です。