六月十二日 | 鬱病・アルコール依存症の兄と依存症候補?の私の勝手な日々。

六月十二日

今日で兄が入院して、丁度、三ヶ月です。 アレからのことを思うとちょっとこちらの方が鬱になってしまいそうです。 あれから十回ほど電話がありました。 どうやって思い出したか?不明です。でも、正気に近づいているのでしょうか。 暑くなって来たので夏服の用意がしたいとか云ってました。そろそろそれを送らなくてはいけないなと思いつつ、今日まで延ばし延ばしでした。 それと云うのもあの荷物を触るのが億劫で、色々思い出したくなかったので、、、。でも暑いのは可哀想なので、今日明日で送ろうと思います。  しかし、話すことは自分のことばかり、、暑いとか、お金がないとか、、自分が何をしたのか覚えていないようです。 新しい家をどうするのかとかも心配しているようです。 「でもね、自分で先ずやらないとね。人を頼ってばかりいても駄目だし、、先ず、病気を治さないとね。。それに退院が決まった訳じゃないでしょ。」こんな会話を何度もしています。 何故、こんなに自己中心的になってしまったのでしょうか。 自分のこと、生活、そのことばかりです。 わたしは兄が出てきても、一切の手助けはしないつもりです。 独りで出来る所までやってみて欲しいのです。元々、他力本願な所があって、自分でできないことは人にさせる性癖がこの病気の根源のように思われて仕方ありません。  


         「お願いだから 独りで歩いてみてくれ!」 そう心から願いざるを得ません。


君の人生は君が切り開いて行くしかないんだよ。 その途上での出会いや困難の中に、他人の少しばかりの手助けがあるかもしれないけど、君の人生に赤い絨毯を牽いて 手を取って歩いてくれる人が出るまでには まだまだ 多くの時間と困難があるんだよ。 早く そのところまで上がって来ないと 人生は 時間は待ってはくれないんだから  強い意志をもって 人生を歩いてください!


 わたしは 今、そう叫びたいのです。